自衛隊前駅
自衛隊前駅(じえいたいまええき)は、北海道札幌市南区澄川4条7丁目にある、札幌市営地下鉄南北線の南の終点、真駒内駅のひとつ手前の駅である。駅番号はN15。
南北線
自衛隊前駅と精進川(2004年1月)
フィールドアップHDの分析
【自衛隊前駅】駅名のとおり自衛隊入口がすぐ西側にあり、そこからかなりの面積を自衛隊の敷地が占有しているため不動産投資としては中央区方面に回っての市電沿い付近か、「真駒内本町」周辺が対象エリアとなる。
こちらのエリアにおける単身向け物件に関しては、「光塩短期大学」の学生(真駒内)が少し流れてくるのと駅前にある「札幌ビジネスアカデミー専門学校」「北海道保育綜合専門学校」などの学生で占められており入居時期(年末~翌3月)が限られるため、募集の際には気を付けていく必要がある。
ファミリータイプの物件であればまだ経営的には安定すると思われるがもともと入退居移動の少ないエリアであるため、すぐに空室が埋まるという期待はできない。
以上のように学生以外に需要が少ないことや駅周辺が自衛隊や山に囲まれているため賃貸の供給物件もわずかである。
競合物件が少ないという利点はあるが入居者数もそれに合わせて少ないため、投資するに当たっては十分な戦略が必要だとも思われる。
このエリアで不動産投資をするのであれば、家賃を相当低く設定して他の地域から流れてくる客層を狙うのと駐車場を戸数分以上用意して車でしか移動しない層を取り込むしかないと思われる。
逆に低い家賃でも賃貸経営が維持でき、あるいは駐車場が確保された物件を所有していくのであれば大きな失敗はしないとも推測される
自衛隊前駅 | |
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じえいたいまえ – Jieitai mae | |
←N14 澄川 (1.3km) (1.7km) 真駒内 N16→ | |
所在地 | 札幌市南区澄川4条7丁目 |
駅番号 | ○N15 |
所属事業者 | 札幌市交通局 |
所属路線 | 札幌市営地下鉄南北線 |
キロ程 | 12.6km(麻生駅起点) |
駅構造 | 地下駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗車人員-統計年度- | 3,396人/日(降車客含まず)-2018年度- |
開業年月日 | 1971年(昭和46年)12月16日 |
駅構造
南北線の南端部分は地下ではなく高架線で、自衛隊前駅もその地上部にある。駅は南北に長く、東出口と西出口がある。高架下にあたる駅舎の1階が切符売り場と改札、2階がホームであり、それぞれのホームと改札の間にはエレベーターが設置されている。精進川と斜めに交差する位置にあり、ホームの南半分が川の上にかかっている。ホームへ上る階段をさらに上がると南北線乗務区がある。東側(南行)ホームの外側にシャッターで閉じられた階段があり、さっぽろ雪まつりの期間中はこれを降りたところに臨時改札口が設けられた。この階段は1990年より使用されなくなり、その後、陸上自衛隊真駒内駐屯地がさっぽろ雪まつりの会場ではなくなると共に閉鎖されている。
精進川を挟んで南側の高架下には札幌市交通資料館が設けられ、旧型のバスや電車やかつての制服・きっぷなど、市営交通の歴史を物語る資料が展示されている。
- のりば
- 1■南北線真駒内行き
- 2■南北線すすきの・大通・さっぽろ・麻生方面
利用状況
札幌市交通局によると、2018年度の一日平均乗車人員は3,396人で、札幌市営地下鉄駅全ての中で最も少なかった。
駅周辺
西出口に面して平岸通が走る。通りをはさんで、第11旅団司令部などが入る真駒内駐屯地がある。ここは2005年まで毎年2月のさっぽろ雪まつりの際には雪像が作られ、真駒内会場として開放されていた。駅の東側に小さな商店街がある。東と北西には住宅地が広がる。
- 札幌澄川郵便局
- 陸上自衛隊真駒内駐屯地
- 真駒内養護学校
- 札幌市交通資料館
- 経専北海道観光専門学校
- 経専医療事務薬業専門学校
- 経専北海道どうぶつ専門学校
- 経専北海道保育専門学校
- 東光ストア自衛隊前店
- 札幌新陽高等学校
- 木挽山